能登半島地震で自分が痛感した事
それは屋根の耐震とその土台となる建物の耐震どちらもできていないと今回の地震に耐え無事に立っている事はできなかったと言うこと。
例えば昨年5月に起きた地震で屋根だけを葺き替えたお客様が結構いたみたいですが、屋根があまりにも丈夫でも下の土台が耐えられず潰れる、屋根の施工が昔のままだと屋根瓦は崩れ落ち散乱し雨が降ると家の中はベタベタ。
どちらも耐震工事をしてある建物は以外としっかり残ってました。
テレビの報道やニュースを観ていると、いかにも家が潰れている事や瓦屋根が崩れて散乱しているように報道されて居ますが、そんな中でもしっかりと古い家でも残っている家も多くありました。
もちろん新しい家に関しては外見では全く何も被害を受けて居ないように見える家もたくさんあります。
こちらの家は電柱が倒れてきて瓦が少し破損していましたが他に大きな外傷は無さそうでした。
今までもこれからも問題になるであろう耐震工事の費用や優先順位などについて、もっともっと考えていかなければいけないと痛感すると同時に国や行政の支援がなければ今の高齢化社会の日本では難しいのでは…そんな事を思いました。
それと、なんと言っても防災瓦の使用率が相当低い事と棟瓦の施工が耐震施工じゃない事、この2点に関してはこれからどんどん取り入れて行くべきだと思います。
今後の復旧工事に携わるにあたり日下部瓦店ではどのように屋根を復旧するの事がお客様にとってメリットになるのかそんな事を課題にして取り組んで行きます。
現在では屋根養生の依頼は少し落ち着いて来てますがこれからもシート捲れなどで困る方も増えてくると思います。被災された方に寄り添いながらしっかりと職務を果たして来れるよう頑張って来ます。
その為に絶対に必要なのが人の力なんです‼️
僕が屋根養生中に海の上にできた素晴らしい虹を撮った写真ですがこれを見た時になんだか能登半島にもまたいい事がこれから起きるような気もしたし、そー願いながら手を止めて写真を撮りました🌈
最後までご覧頂きましてありがとうございました。
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